グランフロント大阪で開かれていた『竹尾ペーパーショウ2014』を観てきました。
竹尾ペーパーショウは「日本国内の紙関連業界において唯一かつ最大規模の展覧会」として1965年以来開催されているのだとか。
今回のテーマは「SUBTLE|サトル」。
かすかな、ほんのわずかな、名状しがたいというような意味の言葉です。
紙という媒質が人の感覚にもたらした、極めて繊細な世界に焦点を当て、紙の本質を浮かびあがらせていく試み。
作品一つひとつが繊細で、紙のシルエットを利用して紙の表現を際立てたり、紙を見る角度を変えると色が変化するなど、“かすかな紙”の世界観を感じられました。
紙と触れ合う良い経験になりました。