スタッフの上田です。
なるべく展覧会などには行こうと思っていますが、
あまり行けていないのが現実です…。
そこで今年「これは絶対に行きたい！」と思うものを2つピックアップしました。
ひとつ目は『瀬戸内国際芸術祭』です。
前回2010年に開催された第一回目に行ったのですが、本当に楽しいです。
瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代アートの祭典なのですが、
とにかく見応えバツグン。
美術館はちょっと苦手…現代アートってよくわかんないという人でも
間違いなく楽しめます。
それは瀬戸内海の美しい風景がそうさせているのか、
まさに肌で芸術を感じる事のできるイベントです。
いくつもの島をフェリーで渡り、島内は徒歩や自転車、
バスなど様々な手段で移動します。
島そのものが美術館の役割をしているので、
「え？これも作品だったの？」「こんな所にも作品が！」と言った様に
気づけば芸術の中、まるで宝探しをしているかのような
子どもの頃のワクワクした感覚が蘇ってきます。
また、ただ楽しめば良いというだけでなく
その島々に暮らしている人たちの事、生活の事、環境の事、文化の事 、
そしてこれからの私たちのあり方なども考えさせてくれる 祭典です。
自分たちで考え、自分たちで選択し作品を見に行く。
それがこの芸術祭では重要なことだと思いました。
今年の祭典もさらに飛躍した内容になっているでしょうし、
私たちの普段の生活や行いへのヒントになる事がたくさん隠れていると思います。
気になるな〜と思った方はぜひ足を運んでみてください。
私も絶対に行きたいです！
開催期間は、春・夏・秋の3回に分かれています。
春｜3月20日（春分の日）ー4月21日（日） 33日間
夏｜7月20日（土）ー9月1日（日） 44日間
秋｜10月5日（土）ー11月4日（月・休） 31日間
もうひとつはこちら、『デザインあ展』です。
NHKで放送されている教育番組『デザインあ』の展覧会です。
この番組すごく不思議なつくりをしていて、大人も子どももついつい見てしまいます。
デザインと言っても色々なジャンルがあります。
気づいていないだけで日常にデザインはたくさん存在しているのです。
「そっか、これもデザインなんだ」と気づかせてくれます。
たくさんものや情報が溢れている生活の中で、
それが当たり前だと思って無意識に流してしまうのではなく
意識することでものの見方や価値観の捉え方が変わってくるのではないでしょうか。
こちらは東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで6月2日（日）まで開催中です。
うーん…どちらも行きたい！！
